2017年6月に行った手術実績です。
まきのはら皮膚科は、イボ、ほくろ、粉瘤、巻き爪などの手術も手掛けている数少ない皮膚科クリニックです。イボやほくろは主として1cm以下のものを手がけています。
6月も手術の多い月でした。引き続き、粉瘤のくりぬき法も行っています。
最近ではブログにアップした過去のくりぬき法で行った粉瘤の手術記事(肩1 顔面1 肩2 顔面2)を見て、遠方より受診される方が増えてきました。
手術の説明をした後、いつもブログの記事を見てもらうように薦めています。書面での説明だけではよくわからなかったことも、実際の手術の写真を見るとイメージができて、術前の恐怖心が減るそうです。
先日某病院で粉瘤の手術の予約を9月に入れたけれど、キズが大きくなるのが心配なことと気になって仕方ないのでもっと早く切除してほしいと来院された患者さんがいました。8ミリの粉瘤で、葉状に単純切除する手術説明書を持ってみえました。翌日さほど大きくなかったので、くりぬき法で4ミリ孔より容易に嚢腫壁を摘出できました。
単純切除はサイズの大きな粉瘤を確実に切除したり、くりぬき法で取れなかった癒着の強いケースには有効ですが、切除面積は大きくなるため縫合線が目立ったり、たまに縫合部が離開したり感染することがあります。
くりぬき法は傷口は4ミリ径(実際は皮膚が伸びてもう少し大きくなる)で小さくてすみますが、嚢腫壁(粉瘤の本体である袋)を取り切れない場合があります。術部は縫わずにオープンにするので洗いやすく感染はしにくいですが、大きな粉瘤だと嚢腫壁の剥離後の出血が止まりにくいことがあります。
どちらにも長所・短所があるので、症例ごとに使い分ける必要があります。まきのはら皮膚科では基本的には最初はくりぬき法でトライして、嚢腫壁が取り切れなかった場合は次回再発時は単純切除を薦めていますが、大きさ・炎症の経過や癒着の程度によってはくりぬき法が適さない場合もあります。
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今夏は集中豪雨が多いですが、まだまだ残暑厳しい日が続いています。まだまだ美白に油断は禁物です。
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母斑(ほくろ) 6件
脂漏性角化症(老人性いぼ) 11件
粉瘤 8件 (くりぬき法で摘出)
軟性線維腫 3件
石灰化上皮腫 2件
皮膚線維腫 2件
汗管腫 1件
陥入爪(巻き爪) 2件 (フェノール法)
部分生検 3件
手術は、原則月・火・金の13~14時(予約制)です。
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