2017年5月に行った手術実績です。過去の手術実績は右記をクリックしてください(先月以前の手術実績はこちら)。
まきのはら皮膚科は、イボ、ほくろ、粉瘤、巻き爪などの手術も手掛けている数少ない皮膚科クリニックです。イボやほくろは主として1cm以下のものを手がけています。
4月は手術の少ない月でしたが、5月は増えました。特に粉瘤のくりぬき法が多かったです。
最近ではブログにアップした過去のくりぬき法で行った粉瘤の手術記事(肩1 顔面1 肩2 顔面2)を見て、遠方より受診される方が増えてきました。
夏場は粉瘤が化膿して、腫れあがって痛くなることが多いです。
化膿がひどいときは、切開して内容物(垢)や膿を出してきれいに洗います。切開・排膿時にくりぬき法で腫瘍の本体である皮膚の袋(嚢腫壁)を同時に摘出する場合も多いですが、化膿が強い場合は嚢腫壁が溶けていて、バラバラに摘出せねばならず、意外に時間がかかるケースがあります。午後診療の場合は十分な手術時間が確保できないため、翌日以降となります。午前診療の場合は、その日の手術枠に空きがある場合は、当日対応できる場合もあります。
炎症を繰り返しているような粉瘤は、嚢腫壁が周囲の組織に癒着していてくりぬき法では摘出できないこともありますが、臭い内容物(垢)は排出することができるため、凹ますことはできます。また期間がたつと膨らんできて、腫れあがることを繰り返すようなら、次回は粉瘤全体を含んで、葉状に切除します。
“飲む日焼け止め UVlock” は大好評につき、引き続き取り扱っております。UVlockはクリニックのみのサプリメントで、一般の薬局などでは販売しておりません。診察はなくても、UVlockのみの購入もできますので、受付にお気軽におっしゃって下さい。
いよいよ夏本番、日増しに紫外線が強くなってきました。夏休みをひかえレジャーが増えてくるこの時期、すぐにでもケアを開始しましょう!
全ての美容的なアプローチの土台は、紫外線対策です。これをおろそかにしていては、どんな高価な化粧品を使っても無駄です。私も自転車で通勤しているため、毎日服用しています。
患者さんからいただいた美術魚拓。本物の鮎の魚拓を元に色彩をつけられており、今にも色紙から飛び出してきそう。今月末には魚拓の個展を開くほどの腕前です!
母斑(ほくろ) 3件
単純黒子 1件
脂漏性角化症(老人性いぼ) 3件
粉瘤 10件 (くりぬき法で摘出)
軟性線維腫 2件
石灰化上皮腫 1件
面皰 1件
粘液嚢腫 1件
尋常性疣贅 1件
肉芽 1件
部分生検 8件
手術は、原則月・火・金の13~14時(予約制)です。