診療ブログ



2016年6月7日 クリニック紹介

公共交通機関を使用して、“まきのはら皮膚科”へ来院するには、地下鉄東山線「星ヶ丘」駅、もしくは鶴舞線「植田」駅から市バスへ乗り換えて、「西山本通三丁目」もしくは「牧の原」(「西山本通三丁目」の方が発車本数が多いです)で降車する2つの道順があります。

いずれの駅からでもバスは約10分ですが、「星ヶ丘」駅からだと約2Km(4番のりば 系統:幹星丘2、星丘12、星丘13)、「植田」駅からは約3Kmですので、やや「星ヶ丘」駅からの方が近いです。

クリニックからの帰りに、「星ヶ丘」駅周辺を散策してきました。

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まずは駅の真ん前にある「星ヶ丘三越」。

隣接する名古屋のお洒落なショッピングモールの代表格である「星ヶ丘テラス」。

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“まきのはら皮膚科”は、名古屋市名東区で7月初旬のオープンに向けて、全力で準備中です。

“まきのはら皮膚科”からお帰りの際は、デパ地下で食材を探したり、ファッションや雑貨のお店を回ったあとは、おしゃれなCAFEでくつろいだり、ぜひ街並みも楽しんで下さい。



2016年5月24日 クリニック紹介

本日久しぶりに、クリニックの工事状況を見に行ってきました。

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すっかり足場も取れて、外観全貌がわかるようになっていました。

左側が入り口で濃い灰色、他壁面はクリーム色のツートンになっていました。

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入り口側の側面も、入り口と同じ色です。

てっきり全体的に白色調だと思っていたので、イメージと少し違っていましたが、アクセントになっていて良い感じでした。

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待合室

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ベットが3つ入る予定の処置室

中は内装工事が順調に進行していました。

現在、7月上旬のオープンに向けて、机や椅子などの内部レイアウトを検討中です。

内覧会や開院日は昨日オープンしたホームページ(https://makinohara-hifuka.net/)でお知らせします。

内覧会では院内をオープンにいたしますので、多数の御来院をお待ちしております。



2016年5月23日 お知らせ

7月の開業に先駆けて、ホームページを開設いたしました(https://makinohara-hifuka.net/)。

美容(保険外診療)の項目など、まだ未完成の部分もありますが、当院の診療方針やよく遭遇する皮膚疾患の各々の治療方針をご覧いただければ、私の診療スタンスがお分かりいただける思います。

患者さんにとって、どんな素性の医師かがわかったほうが安心できると思い、院長紹介には、私が皮膚科医を志したきっかけ、自分自身が罹ってきた小児喘息・アトピー性皮膚炎との葛藤などを詳しく記しました。

今までどんな大学病院や市中病院で研究・臨床経験を積んできたかもわかるように、卒後の詳細な経歴と学術関係の業績(論文や学会発表など)も記載しました。

私のメインはもちろん皮膚科専門医ですが、市中病院の部長を務めるにあたり、アレルギー専門医、リウマチ専門医(膠原病)、抗加齢医学会専門医(アンチエイジング)も取得しました。

皮膚科専門医で上記3学会の専門医も併せ持っているのは、私が調べた限り全国で一人だけです(2016年4月現在)。

一般の方にはわかりにくい、専門医制度についても詳しく解説しておりますので、併せてご覧下さい。

今後、ホームページの内容はさらに充実させてまいりますので、ご期待ください。



2016年4月25日 クリニック紹介

昨日オープニングスタッフの採用面接を行いました。

募集当初は求人が少なく、かなり焦りましたが、最終的には80名を越える応募がありました。応募していただいた方に、この場を借りて御礼申し上げます。

今回の募集では、医療事務経験者から多数の応募があり、開設スタッフと共に慎重に書類選考を行いました。面接辞退者が3名出ましたが、朝から夕方までびっしりの面接スケジュールとなりました。

私一人では独断と偏見に片寄ってしまうため、午前中は5名、午後は4名の開院スタッフと共に面接を行いました。

一生忘れることのないオープニングスタッフとの初対面になるため、当日は私も朝から期待と緊張感が入り混じる中、いよいよ面接がスタートとなりました。

面接してみると履歴書の写真から想像するイメージと全く異なっていたり、良い意味で期待を裏切られる場合も多く、実際に会ってみないとわからないものだな、と実感させられました。

どの方も自分の持てる才能や個性を発揮して活躍されてきたことが職歴に表れており、新規クリニック開設にあたり、各自の熱い想いを伝えていただきました。

無断欠席者は1名のみで、ほとんどの方が面接に来て下さり、心から感謝いたします。

今回当院の諸事情にて、ご希望に添えなかった方々には大変申し訳ございませんが、またの機会にお力をお借りすることもあるかと思います。その節には、ご高配いただけますよう、お願い申し上げます。

面接結果は約1週間ほどの時間をいただき、お知らせする予定ですので、今しばらくお待ちください。



2016年4月23日 学会

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私は皮膚科専門医のほかに、日本リウマチ学会認定 リウマチ専門医も取得していますので、知識のアップデートと更新単位の取得のために、第60回日本リウマチ学会に参加してきました。

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今回は60回記念ということで、記念展示会も行われていました。

リウマチ学会に参加している皮膚科医は非常に少数です。私が調べた限りでは、皮膚科専門医とリウマチ専門医を両方取得している医師は全国で17名、名古屋市では私を含めて5名のみです(2016年4月現在)。

“皮膚科医なのになぜリウマチ学会?”と思われる方が多いのではないでしょうか。

リウマチと聞くと一般的にはすぐ“関節リウマチ”が浮かんできますが、リウマチ性疾患は200種以上に及び、皮膚科領域では“全身性エリテマトーデス”・“強皮症”・“皮膚筋炎”などの膠原病が含まれています。

皮膚科専門医を受験した際に、もちろん“膠原病”も一通り勉強し直しましたが、日々の臨床では、なんとなく“膠原病”は苦手な分野と感じていました。

市中病院の皮膚科部長として赴任するにあたって、“膠原病”は避けて通れない重要な皮膚疾患の領域なので、これを機会に“苦手分野から得意分野にしてしまおう”と決意しました。

強制的に勉強するにはどうしたらよいか?  “そうだ、学会に入会して専門医を取得してしまおう!”

専門医取得には受験資格を得るために学会参加が必要だし、当然試験勉強をしなくてはなりません。試験勉強は期日が決められた最高の強制力となります。

専門医試験は毎年1月中旬にあり、まさか40歳を超えて年末年始をつぶして、センター試験前の受験生のように勉強するはめになるとは…..その頃は思いもしませんでした。試験内容は臨床の現場ではあまり意識しない基礎的分野から、専門分野外の整形外科領域の手術関連問題まで容赦なく出題され、私が取得した4つの専門医の中で一番苦労しました。

リウマチ専門医の取得過程には、面白いエピソードがありますので、また紹介します。



2016年4月20日 クリニック紹介

本日最後の現場打ち合わせで、手術室の無影灯の位置の確認、待合室、トイレ、診察室、処置室などの床や壁紙の選定を行ってきました。

微妙な色彩のグラデーションやどこが違っているのかよくわからないような模様のパターンが山ほどある上に、小さな見本から大きく張りつけた状態を想像するのは至難の業でした。迷い始めると出口のない迷路のようになってしまい、最後はもうフィーリングで決めるしかありませんでした。

クリニック名は所在地の牧の原に由来し、“牧”・“原”⇒草原⇒新緑の黄緑色をイメージカラーにしたので、床は樹木のイメージで明るいウッド調を基本として、壁紙はややクリーム色がかかった白色を基調としました。全体的に暗くならないように、シックな濃茶色ではなく、あまり白くならない程度の木目調にしたはずなのですが、実際にはどうなっているのか…? ぜひ7月上旬予定の内覧会でご確認ください。

工事も順調に進み、外壁のタイルが貼られ始めていました。

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屋根はこんな色。

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左側がトイレ、右側が受付

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診察室にも壁が立ちました。

ゴールデンウィーク明けには、足場が外れ、外壁を覆っているネットが外れて建物の全景が見えるようになります。

今週末には、いよいよオープニングスタッフの採用面接を行います。予想を超えるたくさんの方からご応募いただき、本当に有難うございました。この場を借りて、御礼申し上げます。

記念すべきオープニングスタッフ、どんな方々と出会えるのか、今から楽しみにしております。



2016年4月5日 クリニック紹介

本日は3回目の現場打ち合わせでした。

2週間前はまだ基礎工事で平面的な区画しかなかったのに、外壁工事はまだですが、もう建物の外観ができていました。

平面的に見たときは小さく感じましたが、立体的になると思ったより大きな印象です。右側の一部は2F建てです。

ネットが張ってあるためわかりにくいですが、側面から見ると屋根が斜めになっています。

CIMG1309工事中の建物内部、こちらが待合室になります。

CIMG13122つの診察室と一番奥が処置室となります。

工事は順調に進み、だんだん新しいクリニックが出来る実感が湧いてきました。

只今、オープニングメンバーを募集中(看護師、看護助手、医療事務)です。新築できれいな職場で一緒に働きませんか?

詳細はホームページ(https://makinohara-hifuka.net)の求人募集リンク(とらばーゆ画面)をご覧下さい。ブランクが空いたり、皮膚科未経験の看護師さんもOKです。キズの処置や軟膏の塗布がメインで、採血・注射は他科と比べれば少ないです。看護助手、医療事務は資格不問です。

アットホームで地域に親しまれる皮膚科を創ってゆきましょう!



2016年3月31日 診療録

本日無事に現病院での外来診療が終了しました。

私は6月まで在職していますので、当初は特別な会は開かない予定でしたが、本日で退職する看護師に誘われ、皮膚科外来スタッフと医師で送別会を行いました。ちょっとおしゃれな焼肉店で、途中まで看護師のお子ちゃま4人+夫も含めての楽しいひとときとなりました。

振り返ればこの1年ちょっとは今まで経験したことのない前代未聞の混乱状態でしたが、この外来スタッフに支えられてなんとか乗り切ることができました。紹介先を決めるのに多大な時間を費やしたため外来が遅延し、患者さん並びに看護師、診療補助さん、他医師に多大なる迷惑をかけましたことをお詫びいたします。

 

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会の最後に3年間混雑する外来をいつもわかりやすいアナウンスで助けてくださった診療補助の方から、養老軒の大福と花束をいただきました。おかげで待ち時間に関する患者さんからのクレームを減らすことができ、感謝しています。

この非常事態を乗り切った仲間は一生忘れることはありません。本当に有難うございました。

明日からは各々が違う場所で活躍することになりますが、いつかどこかで再会できる日を楽しみにしています!

 

只今、オープニングメンバーを募集中(看護師、看護助手、医療事務)です。新築できれいな職場で一緒に働きませんか?

詳細はホームページ(https://makinohara-hifuka.net)の求人募集リンク(とらばーゆ画面)をご覧下さい。ブランクが空いたり、皮膚科未経験の看護師さんもOKです。キズの処置や軟膏の塗布がメインで、採血・注射は他科と比べれば少ないです。看護助手、医療事務は資格不問です。

アットホームで地域に親しまれる皮膚科を創ってゆきましょう!



2016年3月22日 クリニック紹介

本日は2回目の工事現場での打ち合わせでした。

基礎工事も順調に進んでおり、1F部分の輪郭や大きさが見えてきました。

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向かって左側が出入り口、入ってまっすぐがトイレ、その右隣が受付、第2診察室、第1診察室、最右側が処置室となる予定です。

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1枚目写真の右側からの眺めです。受付~診察室の前が待合室になります。待合室には小児用のプレイルームも作りますので、小さなお子様も気がねなくお連れください。私は医師になって最初の約2年間を小児科で研修していますので、小児の対応は慣れております。

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出入り口

CIMG12442つの診察室

CIMG1242処置室、ここに処置用ベッドが3つ入る予定です。一番奥は手術用の高さが自由に調節できる電動ベットになり、上部に無影灯も設置される予定です。皮膚腫瘍や巻き爪などの手術はここで行う予定です。

だんだん新しいクリニックの形が見えてきました。4月の初めには2F部分の柱などが設置され、より立体的になり、建物のアウトラインが浮かんできます。

まきのはら皮膚科は、地域に親しまれるアットホームな皮膚科を目指して、平成28年7月上旬のオープンを目指しています。市中病院の最前線で20年以上勤務してきた経験に裏打ちされた、確かな皮膚科診療をお届けしたいと意気込んでおります。楽しみにお待ちください。

 

只今、オープニングメンバーを募集中(看護師、看護助手、医療事務)です。新築できれいな職場で一緒に働きませんか?

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アットホームで地域に親しまれる皮膚科を創ってゆきましょう!



2016年3月20日 学会

 

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本日は第275回日本皮膚科学会東海地方会に参加してきました。今回の地方会は今年の3月で退任される藤田保健衛生大学皮膚科の松永佳世子教授の記念地方会でもありました。

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会場は若い男性で盛り上がっており、

松永教授の人気ここまできたか!?と驚いていると、

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なるほど、そういうことか….

 

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地方会にも関わらず北は秋田から南は沖縄まで全国各地から58題もの演題が寄せられており、この数年では最多の演題数でした。通常地方会は大学皮膚科新入局員が最初に経験する学会発表の場であり、専門医受験前の若手医師の発表が主体ですが、今回は教授クラスの発表も散りばめられ、レベルの高い全国学会さながらの地方会となっていました。

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私が名古屋大学皮膚科に入局した最初の年に、名大同門会の先輩である松永先生(当時は保大講師)が医局会後に開催された特別講義に来られたときのことを今でも鮮明に覚えています。目の覚めるような鮮やかな上下黄色のスーツを着こなし、切れ味鋭く理路整然とした明快な講義内容に聞き入ってしまいました。この先生はいつか保大の教授になられるに違いないと確信したものです。それから間もなくして、期待通りに教授に昇任されました。

大学院時代にある研究会で発表とパネル討論をしたことがありました。発表の時にあまり突っ込んでほしくない部分があり、さらりと流して無事に終えた後、指定されていた松永教授の隣の控え席に戻りました。ほっと胸をなで下ろそうとした瞬間に、松永教授から速攻でぼやかした部分を質問されました。あえて聴衆の面前で質問するのではなく、壇上を降りてから個人的に質問された優しい配慮に感謝しながら、いつもながらのその鋭さに感服しました。

また私が名古屋大学大学院を終了して、最初に赴任した市中病院で、診断に苦慮した患者さんを松永教授に紹介したことがありました。すぐに電話がかかってきて、鋭い質問をされた後、病理標本を送ってほしいとのことでした。

びっくりしたのは、その後紹介状の返事が来た時です。大学病院に紹介すると、1~2行の定型文の返信が戻ってくればよい方で、全く返事のないことも多いのですが、松永教授の紹介状の返事は、臨床症状から病理組織所見までびっしり2ページにわたり、私が困っていた症例を見事に診断されて治療指針を述べらていました。

忙しい大学教授が、これほど丁寧に紹介状の返信をされる姿勢とその卓越した臨床能力に感心しました。おそらく若手医師に対する教育的指導の意味もあったのでしょうが、現在まであの時の松永教授からいただいた内容を越える紹介状の返信をもらったことはありません。

私は直接師事したわけではありませんが、間接的に多くのことを学ばせていただきました。この場を借りて御礼申し上げます。これからも現役時代と変わらず、学会などでご活躍されることを願っております。

 

只今、名古屋市名東区に開院予定のまきのはら皮膚科では、オープニングメンバーを募集中(看護師、看護助手、医療事務)です。新築できれいな職場で一緒に働きませんか?

詳細はホームページ(https://makinohara-hifuka.net)の求人募集リンク(とらばーゆ画面)をご覧下さい。ブランクが空いたり、皮膚科未経験の看護師さんもOKです。キズの処置や軟膏の塗布がメインで、採血・注射は他科と比べれば少ないです。看護助手、医療事務は資格不問です。

アットホームで地域に親しまれる皮膚科を創ってゆきましょう!


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