炊事・洗濯・育児などで手を酷使せざるをえない主婦、手仕事をする方によくみられ、一度発症すると長引いてしまうことが多いです。
病状は、屋根(角質のバリア機能)が壊れた家に住んでいるような状況と似ています。
雨・風(水仕事や手作業)の外的刺激を容易に受けて、家の中に土砂(炎症)が貯まってしまいます。
屋根の突貫工事が終わる前に、次から次へと雨・風にさらされてしまうため、長引いてしまいます。
治療は、屋根の修復と貯まった土砂のそうじの、両方を同時に行います。
屋根の修復には保湿剤、土砂のそうじにはステロイドの塗り薬を使用します。
指先がひび割れると、非常にしみて痛くなります。
ひび割れは、保護と炎症を取る塗り薬を上手に組み合わせることで、楽にすることができますので、ご相談ください。